効率的睡眠仮説①~まずは視える化~

気持ちよく寝れていますか?

皆さんは、朝気持ちよく目覚めることができていますか?
二度寝したり、朝から気だるいなどということはないですか?

僕は、圧倒的に二度寝をしてしまうタイプです笑

 

男性の37.7%、女性の43.0%が睡眠の質に満足していない 平成25年 国民健康・栄養調査

 

少し前のデータですが、厚生労働省の平成25年「国民健康・栄養調査」でも、約4割の人が、睡眠の質に満足していないとのことです。
また、日本睡眠研究所によればOECD29カ国の中で、日本人の睡眠時間はしたから2番目とのデータがあります。

もはや、睡眠は現代日本人の課題と言えそうです。 

私も経営コンサルティングという激務系の職業柄、日本人の例に漏れず睡眠に悩まされている一人です。(めちゃめちゃ二度寝します。)

そんな中で、快適な睡眠という課題に取り組んでいるので、その内容について共有できればと思います。

 

睡眠改善の大きな考え方

これは何にでも言える話かもしれませんが、現状を改善しようとする場合にはまずは視える化しましょう。何はともあれ現状把握です。

特に睡眠は(最終的には本人が快適に眠れたと思うかどうかですが・・・)、まずはどれぐらいの時間睡眠をして、その深さがどれだけなのか、ということを定量的に把握することからはじめるべきです。
というのも、本人の快眠度は睡眠の質だけでなく、睡眠を含まないその他のストレスにも紐づくからです。

では、どうやって視える化するのか、ということですが、睡眠の時間・深さを測るツールはお手軽なものから本格的なものまで沢山出てきています。

①まずは手軽にスマートフォンアプリで

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLite

Sleep Meister - 睡眠サイクルアラームLite

  • Naoya Araki
  • ヘルスケア/フィットネス
  • 無料

apps.apple.com

無料のアプリなので、早速導入することができますね。
使い方も、夜寝るときに枕元に置くだけなので簡単です。

ステマではないです。)

活動量計(スマートウォッチ)を導入する

最近はスマートウォッチで拍動が取れるものが出てきていて、睡眠の深さについての精度が上がってきています。少しお値段がしますが、時計を買い換えるタイミングであれば、そこまでの出費とは感じないでしょう。
ちなみに僕はFitbitのAlta HRを1年程前から使っています。(1.5~2万円程度)

www.fitbit.com

(もちろんステマではないです。)

③高精度な医療機器を導入する

スマートウォッチでは物足りないというあなたは、医療機器を導入するのもありでしょう。個人的には、まだ試していないので、費用対効果は不明ですが、脳波を可視化することができるため、より高精度に睡眠を視える化できるものと思われます。

prtimes.jp

(ええ、もちろんステマではないです。)

 

まず、何はともあれ視える化です。
(ツールはご紹介したとおり沢山ありますが。)

次回以降で、視える化を経て、私がやっている打ち手と効果についてご紹介できればと思います。

未来の自分へ送る退職エントリー

※退職エントリーと書いていますが、現在のものではなく未来のものです。

 

このたび5年後の未来である32歳でのコンサルティングファームからの独立・開業を決めました。

現在、26歳でコンサルティングファームに所属しており、事業戦略立案・事業開発に主に参画しています。日々の仕事がハードであることはもちろんですが、一方で達成感や成長の実感にあふれています。ただ、未来の自分は、下記のようなことを考え退職を決意するだろうと思い、5年後の自分の退職エントリーを書いておきます。

 

●退職する理由

・現在の仕事のやり方では永続性がない
 周囲を見ても、寿命を削り成果を挙げているのではないかと思うほど、睡眠時間を削り、ストレスを感じ仕事をしている方が多い印象です。生涯現役時代などといわれておりますが、この業態では65~70歳まで働くことは前提にできない。永続性がないところに長期でベットし続けることは、合理的ではないと考えます。

・大企業向け経営コンサルティングは成熟期
 大企業向けの経営コンサルティングは成熟期に突入しており、紋切り型のコンサルティングサービスを横展開することが勝ちパターンになっています。ただ果たして、それが自分の存在する価値なのか、というとYesとは言えないです。リソース制約的な中小企業にこそ戦略が必要であり、またコンサルティングイノベーションが必要だと考えます。

・中小企業にこそ戦略が必要
 現在所属するコンサルティングファームは一部上場企業を対象としていますが、一方で、中小企業にも問題がたくさんあると考えています。(私の父も中小企業の経営者であり、配偶者の父も同じです。)中小企業を対象としたほうが、私個人としては手触り感のあるサービスができると考えています。

・自分の時間を確保できない
 プライベートな話で恐縮ですが、30過ぎるまでに第一子が誕生する予定です。子供には自分の時間を注ぎたいと考えており、独立することが必要だと考えています。

 

上記の理由から、コンサルティングファームを退社し、32歳で独立することを決めました。それまでの期間は独立するまでの準備期間という位置づけにします。

 

準備期間の過ごし方は下記です。

①2019年~2021年(基礎スキル育成期)
・中小企業を対象としたサービス提供に必要なスキルの下地を作ります。具体的には、①日々の業務の中で、中小企業をターゲットとした際に転用可能なソリューションを構成するスキルを咀嚼・獲得すること、②サービス提供にあたり最低限必要な資格である中小企業診断士を獲得すること。

②2022年~2023年(差別化要素育成期)
・中小企業を対象としたコンサルティングサービスについて簡単に調べたのですが、すでにある程度の競合がいます。(それもコンサルティング会社だけでなく、会計事務所・法律事務所も含む)したがって、差別化要素の育成が必要であり、そこに絞ったサービスの整備を行います。
具体的には現在仮説的に2つです
Ⅰ中小企業オーナー向けの資産管理サービス
 →私は投資が趣味であり、投資家暦は約10年
Ⅱ事業開発サービス
 →財務・会計、ITが差別化の競合が多く、事業開発を行える競合は少ない

③2023~2025年(引合獲得・プレ立上期)
・独立前にある程度の引合が見込めたほうが、立上後安定稼動することが想像できるので、引合や顧客獲得チャネルを整備するとともに、プレでサービスを提供し、提供サービスと案件単価の見極めを行います。また、この時期に立上に参画してくれる信頼できる仲間を確保しておきたいと思っています。(多くて5人ぐらい)

 

大きくは上記のタイムスケジュールでいきたいと考えております。
あくまで計画に過ぎないですが、未来の自分に送る退職エントリーとして書いてみました。今後独立するまでの5年間、ブログを更新していきたいと思いますので、見守っていただけるとありがたいです。

 

NISAかつみたてNISAどちらを活用すべきか

最近、友人からNISAかつみたてNISAのどちらを活用するべきか、聞かれたので自分なりにまとめておこうと思う。

金融庁の発表によれば、2019 年3月末時点で約1,282 万口座のNISA口座の開設があり、基本原則一人一口座であることを考えれば、10人に1人が本制度を活用していることになる。
NISA・ジュニア NISA 口座の利用状況調査(2019 年3月末時点)(金融庁より)

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20190702/01.pdf

 

そもそも、NISAとは株式のキャピタルゲインインカムゲインに対して、通常は課税対象であるところを非課税とする制度である。つまり、「何かしらの形で利益が出ること」を前提としている制度である。
逆に言えば、利益が出ない場合においてはNISAを恩恵を享受できず、制度の無駄遣いとなってしまう。このことに留意しながら考えてみたい。

 

NISAとつみたてNISAの違いは、大きくは3つだと理解している。

①投資対象

・一般NISA口座   口座開設先の証券会社が取り扱う金融商品全て
・つみたてNISA口座 投資信託ETF(162本)

②投資可能額
・一般NISA口座   年間120万円まで
・つみたてNISA口座 年間40万円まで

③非課税投資期間
・一般NISA口座    基本5年間
・つみたてNISA口座  20年間

ただし、一般NISA口座では「ロールオーバー」といい、5年間の非課税期間が終了した後に翌年の一般NISA非課税投資枠へ移すことで、非課税投資期間を実質合計で10年間に延長することが可能である。

f:id:takenokojyayo:20190816124047p:plain

NISAロールオーバーのイメージ(金融庁より)

 

以上を踏まえて、NISAかつみたてNISAどちらを活用すべきかを考えたいが、結論から言えば、投資を行うタイミングに依存すると考えている。

 

f:id:takenokojyayo:20190816125553p:plain

保有期間別の実質利回りの最高値と最低値

長期投資家においてはもはやバイブルとなっている「株式投資の未来」においては、20年以上の投資では、Indexの配当金再投資を前提とすれば投資期間20年での損失は発生していない。したがって、前提に立ち返ればつみたてNISAの活用が望ましい。

 

また、この記事を書いている2019年8月16日現在においては、やや株価にも高値感が出てきており、逆イールドが世界的に発生するなど景気後退局面であるリセッションの兆候が出てきている。その場合において、今後数年での株価下落が見込まれるため、NISAのロールオーバーを含めた10年の投資期間を経ても株価が回復せず、利益が出ないケースも想定される。
そのため、仮に現在から投資を行うのであればNISAではなくつみたてNISAの活用が、過去の実績ベースでは間違いなく利益が出る投資期間を充分確保でき、適していると言える。

ただ、リセッションが見えている現在積極的に買いポジションを取ることは合理的でなく、そのため株価が底値を迎える今後数年にわたり投資しないのであれば、NISAの活用でも充分であると考える。

 

個人的には私も質問をした友人も20代であり、定職にも就いているためリターンの早急な確保は必要でなく、基本的に性急な投資を求めていない。
したがって数年の株価下落を待ち、NISAの活用を行うことが合理的であると考える。